街中やSNSで目にすることが多くなったスカウト。

近年、風俗業界では、スカウトの紹介を経て風俗店に入店する女性が急増しています。

「在籍を探すのが面倒」「好条件で紹介してくれる」といった理由から、スカウトはお店を探している女性にとってありがたい存在です。

しかし一方で、「紹介してもらった店舗で稼げない」「紹介時に聞いてた話と実際は違う」などの声もあり、不安になる一面も。

この記事では、スカウトを利用することのデメリットと利用しない方が良い女性の特徴について解説していきます。

また、スカウト利用なしでも優良店を探せる方法も一緒に解説しますので、最後まで読んで参考にしてください。

スカウトを利用する理由とは

デメリットを紹介する前に、多くの女性がスカウトを利用する理由について解説します。

スカウトを利用して入店するのには、下記のような理由があげられます。

条件に合う店舗を紹介してもらえる

スカウトを利用する1番の理由は、条件の良い店舗を紹介してくれることです。

令和5年の時点で風俗店の数は33,000件存在し、店舗数は年々さらなる増加傾向にあります。

(参照：警視庁生活安全局保安課)

多くの風俗店の中から、自分の希望条件に合う店舗を探すのは簡単なことではありません。

時間と手間を考えると、多くの店舗を知っているスカウトに頼むのが手っ取り早いです。

他にも求人媒体だと「稼げる金額を盛って掲載をしている」「記載されていない過激な基本プレイやオプションがある」とウソの掲載をしている店舗も存在します。

その点スカウトだと、面接前に店舗の情報を知ることができるので「面接に行ったら騙された、書かれてる条件と違う」ということが起こりにくいのが特徴です。

バックの交渉してもらえる

スカウトを介することで、バックや働く条件などを店舗に交渉してくれます。

一般的に風俗店のバックは売上の40％～60％が相場です。

未経験でも50％バックの店舗が一般的ですが、中にはそれを下回るバック率を設定している店舗もあります。

必ずしもバック率が低い店舗で働くのが損とは言えませんが、どうせ働くならバック率の高い店舗で稼ぎたいと思うのが本音ではないでしょうか。

特に業界経験者や自分の指名客がいる女性は店舗側も欲しい人材なので、バック率の交渉をしてもらいやすいです。

給与面の交渉はスカウトが間に入ってくれることで、理想通りの条件を実現しやすくなるというメリットがあります。

しかしバック率が低い分、託児所が用意されてる、保証制度があるなどフォローが手厚い店舗もあるため、一概にバックの割合が全てではありません。

アフターケアをしてくれる

スカウトは、紹介した女性のアフターケアも行ってくれます。

風俗の仕事は顧客もさまざまで、収入も安定しているとはいいにくいのが現実です。

仕事のに関する顧客や収入の不安を相談できる相手がいないと、どんな人でも不安になってしまうもの。

しかし風俗の仕事を友達や家族に相談する訳にはいきませんよね。

もちろんお店のスタッフにも仕事の悩みは相談できますが、文句を言っているように感じられるのか不安になってしまうこともあるでしょう。

そんな時に頼りになるのがスカウトマンです。

仕事の相談や収入の相談も気軽にできる上、お店が合わないと感じた場合には移籍の相談も可能です。

何かと一人で抱え込んでしまいやすい風俗のお仕事を、他のキャストさんから聞いた経験も踏まえてサポートしてもらえるのは大きなメリットでしょう。

スカウトを利用するデメリット

ここまでは女性がスカウトを利用する目的について確認してきました。

ここからは、スカウトを利用に伴うデメリットについて確認していきましょう。

スカウトにとって都合の良い店を紹介される

スカウトの中には女性の希望や条件を無視して、全く合わない店舗を紹介してくることもあります。

その理由はスカウトの報酬システムにあります。

基本的に紹介した女性が稼いだ金額の数パーセントが、店舗からスカウトバックとして支払われます。

店舗によってスカウトバックの金額が異なるため、スカウトはできるだけ自分への報酬が高い店舗をすすめるのが一般的です。

そのためスカウトの言うことだけを聞かず、面接時に自分でも条件を店舗側に聞いて確認しておくことが重要です。

悪質なスカウトが多く判別が難しい

スカウトは、女性を入店させることが目的なので、中には自分の利益だけを考えて女性を利用する人も存在します。

「大手グループとコネがある」「顔が広いから条件の良いお店を紹介できる」など。

店舗と繋がりがあると言っておきながら、いざ紹介されてみると条件が違ったというケースもあります。

スカウトマンの中でも実際に紹介する店舗の内情などを詳しく把握しているのはほんの一握りです。

特に最近ではSNSを使ってスカウトをするネットスカウトも流行しています。

このような手法のスカウトマンの中には、仲介のスカウトさんに情報を流して紹介料をもらっているだけというケースもあるようです。
当然ながら間に入る人の数が増えるほど、求職者の要望は無視されやすくなってしまいます。

そんなスカウトマンを避けるためにも、知り合ってすぐのスカウトさんの意見は鵜呑みにせず一度ご自身の意見が反映された条件なのか確認するようにしましょう。

退店を止めてくることがある

スカウトバックというシステム上、スカウトさんは基本的にキャストが退店することを好ましく思わない傾向にあります。

このようなスカウトマンとの関係は、具体的な目標を達成して退店を考えているキャストさんにとってはあまり好ましいものではありませんよね。

中には「脅し」や「ウソ」によって引き留めを行うケースもあるようです。

万が一、このようなスカウトさんからの退店引き留めの脅しなどがあった場合には、他のスカウトマンや店舗スタッフに相談してみると良いでしょう。

また、退店ができないというお店は基本的に近年は存在しないので、そのような脅しがあった場合でも気にせず退店手続きを進めることがおすすめです。

スカウトの利用がおすすめできない女性の特徴

スカウトを利用してお店を探さないほうがいい方には、ある程度共通した特徴があります。

中でも、多い特徴には下記のようなものを挙げることができます。

前の章で確認した通り、女性にとってメリットになるスカウトがいる一方で、自分のことしか考えていないスカウトも少なくありません。

そのようなスカウトマンを経由して入店してしまうと、「聞いていた話と違う」といった結果を招いてしまいます。

このような経験の根底にあるのは、女性がスカウトの言う条件などが現実的なのかを判断できないという点にあります。

「この店や条件は本当に一般的に良い条件の店舗なのか」「自分の条件にあっているのか」

このような合理的な判断にはある程度、業界に関する知識が必要になります。

そのため、業界未経験で全く業界の知識がない場合には、まずはネット記事などで色々な情報を事前に調べておくのがおすすめです。

また、スカウトマンをあくまでも「お店を紹介してくれる人」と言う位置付けにしておくことも重要です。

関係性が近くなってしまうと、仕事のことだけでなく様々な事情を考慮しなくてはいけなくなってしまいます。

そうなってしまうと、自分が納得して以内条件でもなんとなく働いてみなくてはいけない雰囲気になってしまうこともあるので要注意です。

スカウトを利用しなくても優良店を探す方法

店舗が増え続ける中で、自分に合った店舗を探すのって大変ですよね。

スカウトを利用して在籍を探す方法が主流となっていますが、自分でも優良店を探す方法があります。

そこでここからは、スカウトを利用せずとも優良店を探す方法を説明していきます。

大手求人サイトから探す

風俗の求人サイト大手には「ガールズヘブン」「バニラ」があります。

またお客様を集める集客用のサイトでは「ヘブンネット」「風俗じゃぱん」「ピュアらば」などが大手サイトと言われています。

一般的に大手サイトはその他のサイトよりも掲載料金が高額なため、安定した売り上げがある店舗以外は全ての大手サイトに掲載を続けることは難しいです。

規模の小さい会社の方がスタッフ内での独自ルールがあったり、キャストが退店しないように圧をかけたりといったトラブルの可能性が高いと考えていいでしょう。

また集客にお金をしっかりしているお店の方が、お客様も多いため収入も安定させやすい傾向にあります。

未経験の方やあまり業界の知識がない方は、まずはこのような大手サイトに複数掲載のある店舗からお店を探すのがおすすめです。

口コミを利用する

働く女性が店舗の実態を書いてくれる口コミサイトは、内情を知れる貴重な情報源です。

「求人に書かれてたバックと違った」「オナクラ面接に行ったら系列のデリヘルを勧められた」など嘘求人に騙されてしまうケースは、残念ながら風俗業界では珍しくはありません。

そのため、在籍女性の体験談は非常に貴重な参考になります。

その一方で、誰でも記入できるため嫌がらせ目的で記入されている嘘の口コミが存在してるのも事実です。

ですので、口コミを参考にしつつ面接でしっかり条件や話を聞くのが大事になってきます。

SNSを確認する

気になる店舗を見つけたら、SNSを見るのがおすすめ。

多くの店舗がSNSを利用しているので、店舗情報やちゃんと営業しているのかを確認することができます。

またSNSはスタッフが個人運用しているケースも多く、スタッフの人となりを知れる重要なツールです。

風俗店は条件だけじゃなく、スタッフとの相性も重要な要素になるので、事前に人柄を知れるSNSはとてもありがたい存在です。

スカウト利用はデメリットが大きいため自分で求人サイトから探すのが安全です

この記事では、スカウトのデメリットや利用しない方がよい女性の特徴について解説しました。

自分で探す手間が省けて好条件で入店できると思われているスカウトですが、利用することでデメリットが生じてしまうことがあります。

安心して働ける店舗を探すには、自分で探すのが大事になってくるのではないでしょうか。

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